Study:

2008–2018

2008年〜
武蔵野美術大学造形研究センターにおける共同研究】
博物図譜とデジタルアーカイブ」(〜2018)企画・監修、A.D.・編集・ 執筆 等
本研究は「文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業2008~2012」の選定を受けて 、武蔵野美術大学造型研究センター(滝沢具幸センター長)のもとでスタートしたプロジェクトである。
プロジェクトのきっかけは20世紀のヴィジュアルコミュニケーションのバックボーンを理解するためには18世紀と19世紀の博物学の世界を知る必要があると考えたところにあった。それは印刷技術の発達を前提としたこの時期が、多様な図像を通して世界を知り記述する視覚化の時代の本格的な始まりであり、そのことが現代にどのような影響や意味を及ぼしたのか、を知るためであった。今日的なデジタル技術を用いることによって、過去の事象の再発見をめぐる壮大な時空の旅となった。
具体的には荒俣宏客員教授を特別監修者に迎え、貴重資料のデジタル記録・保存方法の開発、実物の公開手法、インタラクティブなタッチパネルの開発、WEB上での公開、図録の再編集の試み(特装本制作)、一般書籍(朝倉書店)の刊行…にまで至る。それら全てがコミュニケーション・デザインの課題として考察され、新たな挑戦となった。29

刊行図録】
博物図譜とデジタルアーカイブI〜V」まで)主な執筆者:荒俣宏 武蔵野美術大学図書館発行 協同者 編集:本庄美千代、河野通義 デザイン:谷田幸ほか。

論稿】
画像資料のデジタルアーカイブ化と公開へ向けて」(図録「博物図譜とデジタルアーカイブI」所収) 2009年

2009年
「博物図譜とデジタル・アーカイブ」の為のタッチパネル式高精細画像閲覧システムの開発からネットワーク上の公開まで】(2009~2013)
協同開発者:大田暁雄+河野通義

出版監修】
博物図譜とデジタルアーカイブ」特装本(155部限定)制作。(2016年ドイツ・ライプチヒ、フランクフルト・ブックフェアで展示)30

アプリケーション「MAU M&L 博物図譜」iPad/iPhoneを対象に。リリース。 大田暁雄・谷田幸・本庄美千代・河野通義

プロジェクトの主な協働者:荒俣宏(特別監修)、インタラクティブデバイス開発、デジタルアーカイブ:大田暁雄+河野通義、エディトリアルデザイン、ブックバインディング:谷田幸+毛利彩乃+藤澤彩里、編集、年表調査:本庄美千代+田中智美 展示協力:早川知子、廣澤梓 ほか 29

武蔵野美術大学コレクション 博物図譜-デジタルアーカイブの試み-』朝倉書店2018年刊行。 第60回全国カタログ展 経済産業大臣賞/図録部門 金賞