Education: Seminar for master’s and doctoral course

Education:

 

  • 博士論文(主査担当)

    • 2019年度

      • 宋侑珉(ソン・ユミン)視覚伝達デザインにおける新たな造形基礎教育の方法論研究─C.S.パースによるセミオシスのデザイン教育への展開─」(環境形成研究領域)
    • 2022年度

      • 汪洋(オウ・ヨウ)硯の歴史的造形を今日に活かすデザイン研究 ―その歴史的象徴性と実用的機能性の統合を目指して―」(環境形成研究領域)
    • 2024年度

      • 程真(テイ・シン)元青花における視覚文化の研究─「至正十一年銘龍文瓶」を中心に─」(環境形成研究領域)
      • 趙岩(チョウ・ガン)中国民間剪紙パターンの対称性に関する数理的研究─折ると切るによる紙のシンメトリーな造形の新たな可能性の探究―」(環境形成研究領域)
  • 博士論文(副査担当)

    • 2014年度

      • 築地正明映像と身体―写真、映画に関する考察」(美術理論研究領域)
    • 2016年度

      • ベンヤミン・フィツェンライター歌舞伎のセリ上げにおける表現を巡って─「けいせい天羽衣」のセリ上げの復元と視覚言語的分析─」(環境形成研究領域)
    • 2018年度

      • 黄啓帆ダイアグラムの環境色彩ワークショップへの応用─知覚の関係性をもとに─」 (環境形成研究領域)
    • 2023年度

      • 李卓(リ・タク)中国古代の印刷物における「内景図」の視覚伝達に関する研究─『事林広記』に掲載された「内景図」を中心に─」 環境形成研究領域)
  • 修士論文・制作指導(主査担当)

    • 2000年度

      • 加藤賢策空間・主体・時間─動きの中から世界をとらえること」
      • 石塚英樹コンピュータ・モニター上での色彩表示法について」
    • 2001年度

      • 及川沙織弱視者のためのディスプレイ文字研究」
      • 山田高史モニター上の回転運動の分析―メディアの特性を引き出す試み」
    • 2002年度

      • 孫浚良THE BODY OF BOOK – Writing and Experiments on the Physical Structure of Book」
    • 2004年度

      • 和氣明子先史時代のライティングスペース」
      • 壮瑞豪未完の視覚伝達デザイン–1895〜1945の台湾」
      • イ・ジュヨン音と文字の複合におけるイメージの認識―韓国における文字要素から読む漢字絵本への提案」
    • 2005年度

      • 坂本奈賀子オットー・ノイラートとその周辺」
    • 2006年度

      • 大田暁雄ポール・オトレの組織化・視覚化と国際社会のコミュニケーション言語」
    • 2007年度

      • 金那姫書物装飾論―歴史、空間、比例」
    • 2009年度

      • 藤澤彩里私的書物論 本のかたちをを考える」
    • 2010年度

      • 秋山貴典マグリット分析」
      • 野澤光記憶と技術はいかに再発明し合ってきたか」
    • 2013年度

      • 宇治田 枝理セミオティックプロセスによる音経験記述」
      • ステラ・ダリア・タンジュング理解するためのデザイン研究―インドネシアにおける記述の歴史―」
      • イ・ヒャナ非言語コミュニケーションを含めた言葉の表現」
      • 楊喩晴(ヨウ・ユセイ)視覚記号に向けて情報の視覚化形成の考察 ―アイソタイプに基づいた視覚形態の分析―」
    • 2014年度

      • 苗雨竜(ミョウ・ウリュウ)文化交流史の視点から見る中国のブックデザインの変遷:1840~1937」
    • 2015年度

      • 徐維廷(ジョ・イテイ Hsu Wei Tin)肉体を超えて―東アジア身体図像の歴史的考察―」
      • 中島智哉人々に愛された文学『新曲浦島』と、伝達されなかった戯曲『新曲浦島』」
      • 張伊ブン触・書・籍〜感覚体験に基づく新たな書籍の可能性〜」
    • 2016年度

      • 友田菜月人、人 ピカソのキュビズム絵画の研究とそれを応用した制作」
      • 魯晴(ロ・セイ)湿板写真における未知化の視覚実験」
      • 藤田吏穂自然色採集と色の相互作用」
    • 2017年度

      • 龔礼(キョウ・レイ Gong Li)時空間可視化の考察―宇宙における円型ダイヤグラムの時空軸を中心に」
      • 初雯蓓(ショ・ブンバイ Chu Wenbei)刺・青」
    • 2018年度

      • 汪洋(オウ・ヨウ Yang Wang)伝統工芸を活かすデザインの研究―硯を中心に」
      • 杭天宇(コウ・テンウ Tianyu Hang)折りの意味 ―太古真法に基づいた折符の探求」
      • 湯為(トウ・イ Wei Tang)中国の手帳現象における、作り手と使い手の交流」
      • 馬笑宇(マ・ショウウ Xiaoyu Ma)『プロウン』を通じて、平面における運動視覚と運動空間の再考」
      • 田中智写真の魅力 ―私を魅了する写真の対象」
    • 2019年度

      • 王ショウ(オウ・ショウ)嗅覚から考えるビジュアルコミュニケーションデザイン」
      • 小林響子現代キャラクター潮流への仏教布置の試み」
      • 田中崇ブラッドベリー・トンプソンの編集とデザイン」
      • 譚林宣(タン・リンセン)地方のコミュニティのアイデンティティを確立する研究―方言の〈見える化〉インナープロモーション」
      • 楊可一(ヨウ・カイチ)Elephant Talk―魯迅のデザイン作品における視覚言語の探求とリデザイン」
      • 李卓(リ・タク)中国伝統医学における視覚イメージの研究―中医図像から見る視覚化の世界」
    • 2020年度

      • 王亦舒(オウ・イシュウ)古代中国記述史再考」
      • 賀一凡(カ・イチハン)中村惕斎の『訓蒙図彙』から見渡す日本の博物図譜の変遷―天文巻を中心として―」
      • 滕菲(トウ・ヒ)偶然的な造形について」
      • 程真(テイ・シン)時代がもたらした図像―元青花の文様における視覚文化の探究―」
      • 竹間祐佳若者ことば―若者たちはいかに遊びながら世界を表現するか―」
      • 趙岩(チョウ・ガン)陝北民俗剪紙における意味構造による視覚言語の分析」
    • 2021年度

      • 張韵銘(チョウ・インメイ ZHANG YUNMING)漢字の成り立ちから見た中国女性文化史」
      • 劉承子(リュウ・ショウコ LIU CHENGZI)マルチ映像の本質的可能性を探る―ポール・ドリエッセン作品の記号的分析を中心に―」
      • 呉宗晏(ゴ・シュウアン)図像表象―ナラティブの視点から」
    • 2022年度

      • 陳林(チン・リン)日中銅鏡の文化史―古代世界観に関する研究―」
      • 呉睿銘(ゴ・エイメイ)動作の伝達―美術から紙メディアへの記録―」
    • 2023年度

      • 劉逸葳(リュウ・イーウェイ)版の絵からグラフィックデザインへの萌芽:版画の諸相と山本鼎の実践をめぐって」
      • 陳哲弘(チン・テイコウ)批判精神についての洞察 —『カリカチュール』と『滑稽新聞』を中心にー」
    • 2024年度

      • 童佳奕(トン・カイ)⾔語とイメージ、翻訳による知識と編集の変遷─江⼾時代中後期の蘭学訳書をめぐって─」
      • 坂本千尋纏うことのメッセージ性─物語の視覚⾔語として語られる紋様について─」
      • 王藝霏(オウ・ゲイヒ)地図に映る想像と現実─『三才図会』における地図表現と象徴意味─」
      • 金欽恵(キン・キンエ)絵本の空間性─ムナーリ芸術活動の考察─」

Education: Seminar for graduate school

Education:

*以下この段は1998年度以降の学部担当ゼミ学生による卒業制作の一部を掲載。

寺山ゼミ全名簿:

  • 1998
  • 1999
  • 2000
  • 2001
  • 2002
  • 2003
  • 2004
  • 2005
  • 2006
  • 2007
  • 2009
  • 2010
  • 2011
  • 2012
  • 2013
  • 2014
  • 2015
  • 2016
  • 2017
  • 2018
  • 2019
  • 2020
  • 2021
  • 2022
  • 2023
  • 2024

Color System」石塚英樹 1998年度

鷹の台駅ー武蔵野美術大学間文字情報地図」加藤賢策 1998年度

フラクタルスコープ」武藤努 1999年度

東京」塚本哲也 1999年度

聲の日本語」日吉弓子 2000年度

あめなる星を花といひ ちじょうの花を星といふ」白川摩耶 2002年度

Color」石川修平 2002年度

Otopen —新たな感覚の探索—」北崎允子 2002年度

編集とデザインの相互発動のための2つのツール」大田暁雄 2003年度

Patterns Context」深見藍子 2003年度

コウイノデザイン」赤塚留美 2003年度

すべてのことはここに」村中佐智子 2004年度

objects for reading」山本実穂 2004年度

Private & Public system MK II」加藤貴司 2004年度

Revolving Screen Project」後藤 映則 2005年度

Picture Planet」猪股あき 2005年度

こいぬとせかい」斉藤真紀 2005年度

ビジュアル比喩辞典」松田剛 2005年度

カオポン─親と子のための表情コミュニケーションツール」清田亜衣 2005年度

Uneventful wonderful」堤裕紀 2006年度

pentagonal helix」岡本亮 2006年度

無意識のうた」小野恵央 2006年度

concrete examples」齊藤なつみ 2006年度

タイムマシーン」中村仁美 2006年度

かたちと意味の装置」三上悠里 2007年度

proper time─時をはかる装置」荒尾彩子 2007年度

ドキュメンタリー「エネルギー自給空間01」江藤孝治 2007年度

世界の中心は私だ〜国風文化ができるまで」櫻井綾乃 2009年度

自閉症って? —我が家のこうちゃん—」阿部晴果 2009年度

書物の思考」毛利彩乃 2009年度

合掌造りの家ができるまで」山田和美 2009年度

漠し光」江南仁美 2010年度

CODE MESSAGE —暗号から見たコミュニケーションとその歴史」鈴木麻実 2010年度

The Nonesuch Studies」長尾周平 2010年度

自然色採集」鈴木陽香 2011年度

Typographic of Cubism」大崎奏矢 2011年度

Energy of vegetables 野菜の変容」住吉あゆみ 2011年度

SNOW Decoding The Letters Sent from Heaven」藤田すずか 2012年度

遊糸」黒川萌 2012年度

holy shadow ─イスラム・幾何学模様の再構築」西村早貴 2012年度

編む —天使のタイポグラフィをたどって—」早川知子 2012年度

古活字仮名の形態研究」廣澤梓 2012年度

江戸のカタチ」関根彩矢 2013年度

TSUGIMOJI」渡邉佳代子 2013年度

メタモルフォーゼ」柴田遥華 2014年度

Invisible range」伊藤迅一 2014年度

アニメーション「物語を映す不思議なグラス」北爪更 2014年度

デジタルブック伊勢物語 〜本阿弥光悦にふれる〜」北村真理 2014年度

日本湯屋物語ー守貞漫稿から読み解く江戸銭湯事情ー」團之原万葉 2014年度

TISSUECREAM and EGYPT TRAVELOGUE」岩坪理央 2014年度

幕末から明治へ 変わりゆく出版物の文字表象」廣澤杏奈 2015年度

うつろいゆく藍」脇有香里 2015年度

河童人考察」三井瑛乃 2015年度

かたちの絵本」髙橋里奈 2016年度

理想の書物が生まれるまで 〜恩地孝四郎と出版創作〜」丸山太央 2016年度

景色を組む」国吉洋碧 2016年度

zoological garden 動物観の変遷を辿る」和久津桃子 2016年度

水仙月の四日」茂木美桜 2017年度

私と世界を繋ぐ山羊達、生きた吉祥の印」畑沙織 2017年度

眼とモルフェー」濱元拓 2017年度

間の画家 月岡耕漁」國本菫 2017年度

日本のかみ」山市彩 2017年度

書店漫画を通して見る エンタメと非エンタメ」寺町美代子 2017年度

白の光、空間、グラデーション、そして網点」吉野祥穂子 2018年度

life」矢嶋瑛美 2018年度

絵本「星の王子さま」島袋彩 2018年度

映画「ふれながら」林賢五 2018年度

時をかける少女-言葉とイメージ-」栗原優基 2018年度

Words Are Chameleons 言葉の印象が変化する理由」柳田真優 2019年度

十二仕掛」斎藤優太 2019年度

さかもとちひろ」坂本千尋 2019年度

ドキュメンタリー「昼間映画館 私と彼の台北 台湾価値とidentityを訪ねる旅へ」リン・ズーチー 2019年度

わたしとチゼック再考」石井佑季 2020年度

アニメーション「舞台」岸田花音 2020年度

円環と流転 ―日本的時間の探求―」種村すぎ菜 2020年度

色彩の主観的な美」濵田汐音 2020年度

アニメーション「双つの向日葵」佐藤梨夏 2020年度

memento mori」浜田優 2021年度

Feeling」宮内紗也果 2021年度

I Think This, You Think That」河野未有 2021年度

群れ swarm」小山実織 2022年度

群像の熱情」稲田拓真 2022年度

子供心から覗く日常」佐藤志織 2022年度

アニメーション「Banana」時任𣳾地 2022年度

揺れうごく僕の性」梅沢真綾 2022年度

東京新歌枕」渡邉優斗 2022年度

アンダー・ザ・シー 海に沈んだ世界の生物図鑑」小高綾華 2023年度

イロいろ」石橋明奈 2023年度

地下探検 地球を視るための1つの方法」西園華子 2023年度

CHASE」松本優紀 2024年度

物語の視点─『芋虫』からみる登場人物の視点と思考─」鈴木万尋 2024年度

ふるさとの記憶」近江谷記子 2024年度

Education: Thoughts on design education

Education:

造形教育について思うこと
これまでかなりの時間を大学で過ごし教育に携わってきた。
教育というのは大変重要だと思うがとても難しく未だに何か確信を得たわけではない。
ただ大学という場所は教員が一方的に教える場所ではなく学生や他の教員と問題を共有し、それらを巡って切磋琢磨、研究と制作が自由に行える大変恵まれた環境を与えられたことは間違いない。
むしろ学生たちの制作や研究に同伴することを通して多くのデザインの問題を考え共有する機会が与えられた。
下記のテキストは2020年に「ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ─視覚伝達デザイン学科研究室が目指すもの」(武蔵野美術大学出版局刊)の編集を行なった時にこれまでの学生とのコラボレーションと自分の研究を重ね合わせながら、現時点でデザインの可能性、その射程を言葉にして見たものである。全部で15の章になった。
今はまだ現在進行形だ。

1. 光と色彩、感覚の覚醒
2. 視知覚と認知のメカニズム
3. 行為の中から生まれるかたち
4. 形態を探求する
5. ことばと世界
6. 視覚言語、ことばとイメージの相互作用
7. 文字をめぐって
8. デザイン思考のマトリクスと過去の現象に光を当てること
9. 書物の美と編集的思考
10. イメージの翼─凝集され結晶化されたイメージ
11. 環境を探索、観察、記述する
12. 見えないものを可視化する
13. 物語を紡ぐ─あるいは心の情景の旅人
14. 子供の世界から家族へ、そしてコミュニティへ
15. デザインの発見─他者を憶い、社会を考える

I have spent a considerable amount of time at university and have been involved in education.
I think education is very important, but it’s very difficult and I’m not sure about it yet.
However, a university is not a place where teachers teach unilaterally, but rather share problems with students and other teachers.
There is no doubt that I was given a very privileged environment in which I was able to work hard, research, and create freely in these areas.
Rather, I was given the opportunity to think and share many design issues by accompanying the students in their production and research.
The text below was written in 2020 when I edited “Visual Communication Design Study – What the Visual Communication Design Department’s Laboratory Aims to Do” (published by Musashino Art University Press), based on collaborations with past students and my own work. Through repeated research, I have put into words the possibilities and scope of the design at this point in time. There are 15 chapters in total.
It’s still a work in progress.

1. Light, color, and awakening of the senses
2. Mechanisms of visual perception and cognition
3. Forms born from actions
4. Exploring form
5. Words and the world
6. Visual language, interaction of words and images
7. About letters
8. Shedding light on the design thinking matrix and past phenomena
9. Beauty of books and editorial thinking
10. Wings of images ─ Agglomerated and crystallized images
11. Explore, observe, and describe the environment
12. Visualize the invisible
13. Weaving a story ─ or a traveler of mental scenes
14. From the world of children to families and communities
15. Discovering Design: Remembering Others and Thinking about Society

Education: 1999–

Education:

1999–

編著】
writing space design 98/99」[書籍+CD-ROM]視覚伝達デザイン研究室発行 7

訪問教授招聘+ワークショップ】
キネティック・タイポグラフィ」石崎豪(カーネギーメロン大学助教授)

2000年〜
視覚伝達デザイン学科教授

国際若手デザイナーワークショップ2000】
新しい知覚の発見/新しいコミュニケーションの発見」名古屋国際デザインセンター主催。(2001年度グッドデザイン賞選定)

2001年
訪問教授招聘+ワークショップ】
デザイン バイ ナンバーズ」前田ジョン(MITメデイアラボ副所長)+ベン・フライ(MIT研究助手)※勝井三雄と共同企画

2002年
ワークショップ】
三都 物語」於ソウル
日本(本学)、韓国(弘益大学)、中国(北京中央美術学院)学生参加による一週間の国際ワークショップ企画。

2006年
【訪問教授招聘】
アン・サン・スー(弘益大学教授)

2008〜2009年(海外研修期間)
教育機関調査】
ベルリン芸術大学大学院サウンドスタディーズ、FH-Dデュッセルドルフ応用科学大学。

講演等(クロアチア)】
writing space design教育について」リエカ大学応用美術アカデミー
日本のデザイン教育について」ザグレブ大学

2010年度
訪問教授招聘】
ホルガー・シュルツェ(ベルリン芸術大学院教授)を招き1週間のワークショップ及び講義「サウンド・スタディーズについて」

2016年〜2019年
訪問教授招聘】
絵と言葉」スタシス・エイドリゲヴィチウス (※2016年と19年、講義とワークショップ)

展覧会・シンポジウム】
ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ A STUDY OF VISUAL COMMUNICATION DESIGN 」(東京ミッドタウン・デザインハブ企画展)監修 8

現在通年で行われている3年次のWriting Space Designは1998年時では2年生後期に開設されていた。J.D.ボルターの「ライティングスペース」の概念をコミュニケーション全般に敷衍化したアイデアでこのプログラムは生まれた。かなり斬新で実験的なコンセプトであったので、プログラムがある程度完成するまでは試行錯誤の連続であった。1999年度から勝井三雄教授、新島実教授、石垣貴子助教授、杉本裕講師でスタートし、プログラミングに古堅真彦講師(当時)、ブックバインディングに近藤理恵講師が協働した。左図は「writing space design 98/99」(寺山ゼミで出版したもの)7

カリキュラム構成図「ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ」(2003年版)視覚伝達デザイン学科研究室刊

視覚伝達デザインの現行カリキュラムの始まりは1993年の勝井三雄教授の着任から始まった。専任教員は山内暲、及部克人、今井良朗、寺山祐策。新たなカリキュラムは1997年に一応の完成を見た。2003年に「ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ」として刊行された。監修・編集:勝井三雄、企画・執筆:寺山祐策、執筆:及部克人、下村千早。AD:新島実、デザイン:川又淳。
これ以降の教育的な実践の成果を示す展覧会が2019年六本木ミッドタウンにおいて「ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ」展として開催され、教員、卒業生によるシンポジウムも開催された。右図は展覧会のために新たに可視化されたカリキュラム構造(構成:寺山祐策、デザイン:中野豪雄+谷田幸)
2022年にこの展覧会の書籍版が武蔵野美術大学出版局から「ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ」として刊行された。8

Education: 1992–1998

Education:

1992–1998

1992年
アメリカの美術系大学視察旅行 3
※訪問先:クランブルック大学院/MIT メディアラボ/イリノイ工科大学/ニューヨーク大学院/スクール・オブ・ヴィジュアルアーツ/クーパー ・ユニオン/ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン/プラット・インスティテュート/など

SIM-TV」日本で最初のインタラクテレビ実験放送に参加。4

1995年度〜
武蔵野美術大学助教授
以降の主な担当授業:視覚伝達デザイン論、構成演習 5、視覚表現演習 6、ライティングスペースデザイン、4年ゼミ、修士・博士課程など。

Education: 1983–1991

Education:

1983–1991

主な教育活動

1983年~1986年
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科 研究室助手

1984年~1986年
東京都美術館基礎造形講座助講師

1987年度〜
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科、 短期大学部生活デザイン学科 非常勤講師 日本ジャーナリスト専門学校講師(〜1990)

1991年度〜
武蔵野美術大学専任講師
主な担当授業:造形基礎 1、印刷実習 2、メディア編集、卒業制作ほか。

1年次基礎教育 色彩・空間構成
1989~1999年
及部克人教授と共同でカリキュラムを構成。
自らの身体と感覚に注意を向け、知覚の覚醒と拡張が可能になるようなプログラムを目指した。
この時代に作られた基本コンセプトは現在にも引き継がれている。1

1984~
2年次基礎教育 印刷工房棟の整備など。
シルクスクリーンおよび活版・オフセット印刷工房の整備は1984年から携わり、そのなかで印刷の基礎授業、卒業制作を担当していた。
石川三友教授、今井良朗教授、後藤吉郎教授らとの協働であった。
本学の印刷工房は原弘先生の時代からの遺産であった。2